顔はあなたをあわらす
あなたの「生まれ持った個性」は顔にあらわれます。
そのため、コンサルタントは顔を分析して似合うファッションを導くのですが、目・鼻・口といったパーツの形や、パーツ同士の配置を見ているではありません。
たしかに、各パーツの曲線感・直線感によって似合うデザインの傾向があり。
パーツの配置により優しくみえるのか、子供っぽくみえるのか、などの見え方が変わるというのは頷けます。
ただそれは細部の話で、土台となるあなたの個性を表現した上での微調整の範囲・・というイメージです。
パーツ形状やパーツ配置は、メイクなどで後から調整可能ですし、もし整形をしたら変わります。
あなたという個性を表現する全体的な方向性は、個々のパーツで決まるものではないのです。
では何を見ているのかというと、最も大切なのは「目」です。
「目は口ほどにものを言う」という言葉のとおり、大脳と繋がった「目」にはあなたの「意志の強さ」や「情動の激しさ」が宿ります。
意志の強い人は、目も黒々と濃密な深い輝きをしています。一方で淡白な気質の人は澄んだ明るい目で軽やかな輝きです。
気性が激しい人は眼力も鋭く光り、一方で穏やかな気質の人はやわらかい目をしている傾向にあります。
そんな風に「目」にあらわれた内面的な気質があなたの個性となり、ファッションの方向性の決め手となるのです。
素敵とは、個性とファッションの調和感
たとえば、いつも元気ハツラツで活発、おしゃべりな方が、そのエネルギッシュなオーラを消すようにグレーのドレッシーなワンピースを着ていたらどうでしょうか?
その人の内面を良く知っている人からは、今日は体調が悪いの?なんだかお疲れ?なんて心配されるかもしれません。
初対面の人からは、服装から大人しい人だと思っていたのに、喋るとなんか違う・・なんていうギャップが起こることも考えられます。
元気でハツラツとした方は、その内面的な気質に合わせて鮮やかな色や、白黒明瞭で活動的な服装の方がお似合いになります。
躍動的な個性や強さがファッションと調和し、その人を輝かせてくれるのです。
内面が長所として際立つのはもちろんですが、外見的にもお顔が美しくイキイキとみえてきます。
テイストスケール法によるファッション診断では、顔写真を色々なファッションの切り抜きやツールに当てていき、調和感を確認します。
似合うファッションを当てたとき、同じ顔のはずなのにキラリと輝いてみえるんです。(すごく感覚的な作業!)
些細な見え方の違いを記録し、どういう特徴の場合によく見えるのかを整理していき、22テイストに落とし込みます。
22テイストカテゴリは7万人の嗜好性を分析した統計学がら生み出された科学的なものですが、テイスト診断自体は感覚がものすごく重要になってくるんですよね。
感覚というと、結局コンサルタントの好みでテイストを決めているということか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。
テイストスケール法は診断プロセスが標準化されていて、インストラクターは様々な感覚トレーニングを実施しているので、どういう特徴の場合によく見えるか?については意見は一致するようになっています。
もちろん、細部の微調整部分はコンサルタントの主観も入ってくると思いますので、感覚の合いそうなコンサルタントを選んでくださいね。
私を見つけてくださった方、ご縁がある方、ウェルカムです^^
似合うファッションに「顔」が重要な理由
長くなってしまいましたが、まとめます。
似合うファッションに「顔」が重要な理由は、「顔」には生まれ持った個性、内面的な気質があらわれているからなんですね。
「顔」と調和するファッションを選ぶと、結果的に内面的な個性と調和するファションとなり、あなたを内側も外側も輝かせます!
以上、似合うファッションに「顔」が重要な理由について解説してみました。